エクステリアと外構の違いと構成のまとめ

1.「エクステリア」と「外構」の違いは？

最近では、お客様の家に対するデザインや雰囲気作りに対するこだわりが強くなってきています。ただ囲っていたブロックやフェンスの家もありますが、機能性だけでなくデザイン性もあるブロックやフェンスの家も見かけることも多くなっています。

2.エクステリアが人気の理由

家に対するデザインや空間にこだわるようになった理由として、インテリア同様に、エクステリアにまでこだわることで生活の満足度が変わる点が挙げられます。防犯やプライバシーを守ることも大事ですが、リラックスできる空間や、家族との憩いの場を設けることは日常生活においてとても大切なことです。

3.エクステリアを構成する要素

門扉

門扉は「住宅の顔」に相当するところで、エクステリアを考える上で重要な部分です。門扉の主な種類は2つで開閉式とスライド式です。また、開閉式には片開きと両開きがあります。門扉の材質には、軽量で耐久性に優れたアルミ形材やアルミ鋳物、重量感のある鉄製、樹脂、ステンレス、木製などがあります。門扉の素材やデザインを選ぶ際は、フェンスや建物など全体とのバランスが大切です。

アプローチ

アプローチとは、門扉から玄関までの道路のことを指します。門扉からアプローチ、玄関までが統一感のあるデザインだと雰囲気が出てお洒落です。素材は敷石、砂利、コンクリート、インターロッキング、タイル、レンガ、枕木などが使われています。

フェンス

フェンスはご近所や道路からのプライバシーを守る効果と防犯性を高める働きをします。フェンスには生垣、ブロック積、ウォールの3タイプがあります。生垣は植栽などによって視界を遮ってくれます。ブロック積はブロック塀のことで、ウォールはアルミ製の壁のことです。壁と一言にいっても外部からの視線をしっかりと遮るタイプやゆるやかに遮るタイプまで幅広くあります。

駐車場、カーポート、ガレージ

デザイン性はもちろんのことですが、車の出し入れを容易にかつ安全にできる設計が大切です。運転が苦手、道路がせまい、見通しが悪い、交通量が多いなどの場合は特に配慮が欠かせません。カーポートとは、屋根はあるけど壁がないタイプを指します。ガレージは車庫のことです。地下に車庫を作ったり、建物の内部に駐車スペースを設けたビルドインガレージも人気です。

ウッドデッキ、テラス、サンルーム

ウッドデッキ・テラスは庭など住居に連続した木製のテラスのことを指します。テーブルや椅子を置いて、アウトドアリビングとして憩いの場にしたり、洗濯物を干したりと使い道は様々です。サンルームとは、テラス同様に外にありますが、壁も天井もガラスばりになっており、セカンドリビングやティースペースとして活用したり洗濯物を干したりなど活用できます。

4.まとめ

いかがだったでしょうか。エクステリアは防犯やプライバシーを守るなど「外構」の機能性に、全体とのバランスや空間をデザインした装飾的な効果があります。防犯やプライバシーのためにフェンスを造ったり、ウッドデッキを設置して家族やご近所さんとの交流の場を設けることもできます。

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